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VJをする類人猿がVJやそれらの周辺に関する雑感を文章化するブログ

旅の記録 2008-05-16 (1)

2008/05/16 晴

07:00頃起きる。この時間にモスクワでは日付が変わった頃。やっぱりロシアはでかい。荷物をまとめて宿を出る。
昨晩はずいぶん遅くに宿についたし、周りは真っ暗で何処だかわからなかったが外に出てみると「コリアンハウス」という韓国料理屋の二階だった。地球の歩き方にはコリアンハウスの2階は「民宿紹介所」と書いてある。宿も兼ねているのだろうか。駅からさほど遠くないので歩いて駅に向かう。朝はやや肌寒く長袖を一枚着ているが、地元の人は半袖から冬のコートまでいているものがバラバラでおかしな感じがする。途中方向がわからなくなったが朝なので太陽の出ている方向を目安に進むとウラジオストク駅が見えてきた。駅前の通りを挟んだ広場にはレーニン像が。



本日、最初にやる事はモスクワ行きのチケットを購入すること。とりあえず駅前にある銀行のATMにカードを入れてみるもののやはり現金は引き出せない。この先にいくら現金が必要なのかわからなかったのでできるだけ手持ちの現金をチケット代に使いたくはなかったが、こういう状況では仕方ないので両替所へ行くことに。
駅の裏手はすぐ海でフェリーの発着場がある。日本からのフェリーもここにつくのだろうか。ここで昨日新潟空港から同じ便でロシア入りした「与謝野晶子倶楽部」の一団に遭遇。天気はとてもいい。

いくつかの場所で両替をするしてチケット代を手に切符売り場へ。出発前のメールでは「チケットはキープしてあるのでパスポートを見せて買ってください」というような内容だったので売り場に並ぶ。順番が来たのでパスポートを見せると下の階に行け、とのこと。どうやら近距離と長距離でチケット売り場が違うらしい。下の階の売り場に並ぶ。ロシアやウクライナの電車のチケット売り場は基本的な販売時間の間に窓口ごとに休憩時間が設けられておいるため全ての窓口のでチケットが買えるわけではないのでチケット売り場の規模のわりに客の回転が悪い。
順番が回ってきたのでパスポートと旅行社の出したバウチャーを見せてみたがこれでは買えないようだ。窓口のおばさんは何やら言っているがロシア語なので当然何を言っているのかよくわからない。パスポートを返されたのでいったん列の最後尾へ。チケットは予約だけしてあるので買える、と思っていたがそうではなくてチケットのキープはしてあるので自分で買ってくれ、ということだったようだ。列に並んでいると前に並んでいる女の子3人組のうちの一人が「ロシア語はしゃべれる?」と聞いてきたので「しゃべれない」「英語は?」「ほんの少し」と返すと(3人は英語を話していた)別の一人がロシア語がしゃべれるのようで、その娘に助けてもらいながらモスクワ行きのチケットを購入する事が出来た。2等席で14,800ルーブル(約68,000円)也。