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VJをする類人猿がVJやそれらの周辺に関する雑感を文章化するブログ

VDMX5がエネルギーを著しく消費して充電量が徐々に減る その2

続き
新しくVDMX5のプロジェクト(Aチャンネル3レイヤー、Bチャンネル3レイヤー+テロップ用に2レイヤー)を作り直し現場へ。しばらくVJをしているとやはりバッテリーが充電されません、の表示がでる。

この時点で起動しているのはVDMX5とmad mapperのみで新しくプロジェクトを作り直した事もあってエフェクトの類いは色の変更以外はほぼ設定しきれていない状況。
この時点でMacに負荷のかかっていそうな可能性があるのは内蔵マイクによる外部の音からのBPM計測とそのBMPに映像スピードを合わせて再生している事、色の変更をするエフェクト。

オートのBPMシンクをオフにしてしばらく様子を見るとゆっくり充電が再開される。バッテリー残80%に対して充電完了予測は5時間の表示。これはかなりギリギリで充電されている、ということか。で、その後しばらく時間が経つとまた充電されません、の表示。

一晩VJをしてみて解った事は自分の環境ではVDMX5とmad mapperの併用は負荷が大きく、BPMシンク、エフェクトや映像の切り替えの程度でMacへの負荷が上下して、ある一定の値を越えるとバッテリーへの給電がされなくなる。今のプロジェクトやプレイの仕方では一定の値を越えている時間が多いため給電されずバッテリーが徐々に減っていっている。

この問題を解決できそうな方法は

  1. Macを最新モデルにする
  2. アプリのアップデートでなんか色々最適化されてなんとなく解決している
  3. VDMX5内のレイヤーを減らす
  4. mad mapperへsyphon outせずVDMX5内で複数パネルへの出力を設定する。
  5. vdmxをやめてresolumeにしてみる

1は2016年モデルなので値段ほど効果が無さそう。
2はあればいいな程度で淡く期待する事にする。
5は年末のセール時期に半額になったらとりあえず購入してみるかも。 現実的にすぐできそうなのは3と4。とりあえず次回の現場で4からトライ。

素材のサイズが1920x1080なのが原因では、という気もしなくはないがこれを1280x720にするのが面倒なのでこれは無視。

では次回の更新まで

VDMX5がエネルギーを著しく消費して充電量が徐々に減る

内容は題名のままでVJしていると徐々に充電されていたバッテリーが徐々に減っていくというもので、 十分で数パーセント減り、イベント終了までバッテリーが足りるかどうかハラハラしながらのVJとなる。
徐々に減り続けた最後はなぜか4%以降減らずそのままイベント終了を迎える事数回。  

タコ足になっている延長ケーブルの電源量が足りていない気もしなくはないが、同じケーブルから   電源を取っている他のVJはそんな事が起こっていない様なのでこの可能性は無さそう。 OSレベルでバッテリーの管理がダメになっているのかとSMCリセットもやってみたが効果はなかった。

Mac の SMC (システム管理コントローラ) をリセットする方法 - Apple サポート

となると、考えられるのはMacbookPro用のACアダプタが壊れているのかと思うとVJ以外ではヘビーな作業をしていても 充電できずにバッテリーを消費する事もないのでこの可能性も低そう。

で、残った可能性がアプリケーションの問題。
記憶が曖昧なのだけれど、この症状が出始めたのは現行バージョンb8.7.0.0のいくつか前のアップデートから。 アプリ自体はアップデートしつつもプロジェクトはしばらく同じものを少しずつ手を加えて使っていた。
このプロジェクトの何処かがエネルギーを著しく消費している原因なのではないか。
試しにデフォルトで入っているテンプレートを使うと減ったバッテリーが徐々に充電されているような。

と、いうわけで改めてプロジェクトを作り直して同じような症状が出るかどうかを確認するのはまた今度。

追記 f:id:flat_ninja:20180816204955p:plain

thunderbolt3のドック経由だと充電されているようなので 電源アダプターかアダプターと本体をつなぐUSB-Cの不調が原因の可能性も。 原因究明のために順番に潰していくほかなさそうで面倒くさい

AKAI APC40 Mk2を修理に

題名以上の出来事は特になく。

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昨年夏くらいから少しずつA-Bチャンネルの動作不良が起き始めていまして、どういったことかと言うと、例えばフェーダーをAにしたときに勝手にジワジワとパラメーターがBの方に動いたり、AからBに切り替えたつもりでもBに完全に切り替わらずまさに写真の辺りで止まっていたり。ある時は次の映像をスタンバイして映像切り替えのタイミングを待っているとネタバレよろしく勝手にフェーダーが動き始めたり等々。
もちろんコントローラー上のフェーダーが連動して動いているわけではなくすべてアプリ上での出来事。半年ほど見て見ぬふりでごまかしてきましたが流石に状況が徐々に悪くなっているので修理へ。

AKAIのサポートに電話して症状を伝えたあと修理受付番号をもらって発送。修理はおよそ7日〜10日ほどとの事。支払いは着払いで、ということらしい。 電話では修理費1万円位って言っていたけど見積もりの電話が掛かってくるはず。買い替えよりは安いはずなので修理するつもりだがさてどうなりますか。
今までソフトクッションケースに入れて運んでたけど、故障のきっかけは外部からの衝撃だとしたらもう少しちゃんとしたケースに入れるべきなんでしょうか。

以前に縦フェーダーが同じような症状になったAPC Miniは流石に修理と買い替えの値段が変わらなそうなので多ボタンコントラーラーとして新たなスタートを切ってもらうことにしてnanoコンを引っ張り出してフェーダーメインのコントローラーとの組み合わせを模索する予定。


追記

チェック後、故障内容と見積もりの連絡あり。
こちらから送って約1週間で修理完了し手元へ。

  • A-Bチャンネルの接触不良で交換
  • その他の動作は問題なし
  • 修理費用、部品代、送料等で約9,000円弱