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VJをする類人猿がVJやそれらの周辺に関する雑感を文章化するブログ

旅の記録 2008-05-26 (2) サンクトペテルブルク

[ 15:30 ] 動物園のある公園を抜け街の中心部へとブラブラ戻る。"マルスの平原"を抜け運河沿いを歩いてインターネットカフェウクライナの宿の予約状況を確認。17:50分くらいにメールを確認すると予約を確定する場合には18:00まで要返信、とある。向こうの返信時間が2時間くらい前なのにずいぶん急ぎで返信が必要なもんで、これも3日前には予約を取らないとバタバタする見本の様な出来事。慌てて返信しようにも何と返してよいのかわからず、" Please , keep booking "と返す。返信したのが18:00の3分前。これで予約が確定してればいいのだが。とにかく今日は寝台車なので寝る場所はあるし、宿が取れてれば明日から数日は寝場所が確保できる。



ネヴァ川に架かる橋の途中にある標識
右は”モスクワ”、”キエフ”とどっか方面



"プーシキンスカヤ駅"からキエフ行きの電車に乗る為モスクワからの電車が到着した"モスクワ駅から"メトロに乗って2駅、"ヴィチェプスク駅"へ向かう。ロシアのメトロは非常時の使用を想定してか、やたらと深い場所を走っていて日本の地下鉄の様に狭い土地を折り返しながら地下へ潜るエスカレーターとは違い、どこまでも折り返しも無く深く深く、薄暗い中を大江戸線の2倍くらい深く、日本の1.5倍くらいのスピードで下っていくエスカレーターは乗っていると感覚がおかしくなりそうだ。


[ 19:30 ] "ヴィチェプスク駅"に到着。地上に上がると"プーシキンスカヤ駅"はすぐ隣。ウラジオストック、モスクワ、サンクトペテルブルクとターミナルとなる駅は国家の威信をかけてかなり力を入れて建てている事がわかる。建物は大きくて立派だがチケット売場の込み合い方はモスクワとどっこいどっこいで悪そう。出発まであと1時間位。少しお腹が減って来た。




ピロシキやサモサなんかをつまんでいるうちに列車が到着。ミネラルウォーターを買って乗り込む。設備はシベリア鉄道と似たような感じだが列車自体はウクライナ鉄道のもののようだ。廊下にサモワールがありコーヒーを飲めそうだ。
同室の人は少し年上の女性が1人。こちらはロシア語がさっぱりなのでもう1人くらい乗って来てくれた方が気楽なのだが。






部屋にはこれ以上人は増える事無く二人のまま。列車は21:20定刻通り出発し、23時間後にはキエフに到着予定。
さらばサンクトペテルブルク。この街にはまた来たいと思う。
明日は何事も無く国境を越えられますように。
街はまだ明るい。コーヒーを飲みチョコを食べ23:00頃寝る。