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VJをする類人猿がVJやそれらの周辺に関する雑感を文章化するブログ

カムバックできるかMacbook Pro その3

現場復帰を目指すMacBook Pro13inch(Mid2009)。二度ほど現場へ持ち出しサブ機として使ってみて見えた課題(使用アプリケーションはModul8

  • Vー4EXへのアウトプット出力の設定がよくわかっていない
  • 素材の読み出しにラグを感じる(ループ再生時、映像素材の最後から最初に戻るタイミングでも)
  • 映像素材によって最後まで再生されず映像の最初に戻る(ループ再生時)
  • トラックパッドでアプリケーションの操作が煩わしい

一つ目のアウトプットの設定はマニュアル読めよ、ということで日本語版のマニュアルもあったはずなので、そのうちまだ解決するはず。  

二つ目、三つ目に関しては現在内蔵されている5400回転のハードディスクをSSDに交換、アプリケーションのプリファレンスからメモリ管理の設定で解決するはず。

今回は四つ目のアプリケーション操作の煩わしさ解消のためにMIDIコンを入手して設定をどうしようかな、という話題。

使用しているアプリケーション「Modul8」の基本的なインターフェイスはこんな感じでMedia Setという部分に素材(映像、写真データ等)を読み込み、そこから選んでグループ部分にセットし再生という具合。素材は1バンク4×4の16×8バンク分で合計128素材で素材をセットできるグループはA、B各8セット。それ以外にも色々と調整できる部分はありますが、ここでは長くなるのと機能を把握できていない事も有り割愛します。

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MIDIコンの選択にあたり、あまり細かな操作はModul8ではせずに、

  1. 使うレイヤーを選ぶ
  2. 素材を選ぶ
  3. 複数の素材が重なる場合には重なり具合(不透明度他)の調整
  4. これをグループA、Bに行いアウトプットへ

のつもりなので、操作からMIDIコンに必要なものは

  • 各レイヤーの調整をするための幾つかの(スペックからして全てのレイヤーをフルに使う事予定は無い)フェーダー
  • 上記のフェーダー分のレイヤーを選択するためのボタン
  • 4×4×8バンクに割り当てられるボタン
  • A、Bグループの各レイヤーセットに割り当てられるボタン
  • A-B間の切り替えのためのフェーダー

という感じになり、幾つかの候補から選んだMIDIコンはAKAI APC MINIとなりました。 購入に至らなかった候補では、FadeFox社のMicromodul8 MIDI controllerという専用にカスタマイズされたMIDIコンは円安の昨今249ユーロで購入すべきかという金額の面、壊れたときの修理の面倒さを考え購入は見送り、すでにもう一台のマックで使っているKORG社nanoKONTROLはボタン数が足りず、足りない分はキーボードへの割当とをして使うという線もありましたが操作をMIDIコン内でできるだけ完結させたいので見送り。LAUNCH CONTROL XLも魅力的でしたがnanoCONTROLと同じ理由で見送りとなっています。

次回はMIDIコンの設定が固まれば更新予定。
これでスムーズな操作になることを期待しつつ、しばらくは試行錯誤になりそうです。