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VJをする類人猿がVJやそれらの周辺に関する雑感を文章化するブログ

旅の記録 2008-05-26(1) サンクトペテルブルク

[7:00] 起床。天気は晴れている。厳密に国境を越えるのは明日になるとおもうけど、今日でロシアは最終日になる。ざっとシャワーを浴びた後ホテルで朝食をとり、電車での食事用に余計にマーガリン、蜂蜜とチキンのペースト缶詰、それに紅茶のティーバックを持っていく事にする。



磯フレイバーなお湯の出るシャワー



[09:00]チェクアウト前にキエフまでの鉄道チケットを頼んでおいた旅行会社へ。昨日場所を確認していたので問題なく到着し、受付でチケットを取りに来た旨を伝えると言葉はほぼ通じていない様だったが意味は汲み取ってくれたようでオフィスまで連れて行ってくれた。
オフィスへ入ると週末の出来事のおしゃべりで忙しいのそうだ。チケットを取りに来た、というと「キヨシ?」ときかれたので「そうでござい」と返すとサンクトペテルブルクキエフ間のチケットを渡され、モスクワ〜サンクトペテルブルク間のチケット代金は払い戻す事を伝えられ、キエフ行きの電車はモスクワ駅ではなく違う駅から出発するので間違えないように、と言っていた。チケットを渡してくれた人が出発前にメールをやり取りしていたベロニカだったかどうかを聞きそびれたのは少し心残りである。
チェックアウトの為にホテルへ戻り出発まで今日の予定を考える事にする。


[12:00] ホテルをチェックアウト後エルミタージュ横の宮殿橋を渡りその先のペトロパヴロフスク要塞のあるウサギ島へ。昨日よりも風が無く日差しが気持ちがいい。川岸の公園でしばし日光浴をする。
川岸の公園では地元の人も沢山日光浴をしているがその大半が水着になっている。いくら日差しは暖かいとはいえまだ風は冷たいのにここの人達は寒さに強いのだろうか。ビデオカメラを片手に日光浴をする人たちを撮影している男が一人。傍目に見て怪しいのだが本人はばれていないつもりか。挙動不審というのはああいうのを言うのだろう。
wikipedia:ペトロパヴロフスク要塞




[14:00]ウサギ島の先にある”レニングラード動物園”へ行く。月曜日にも拘らずそこそこ混んでいる。展示している動物の数はそれほど多くはないが鳥、草食、肉食、は虫類や魚と一通りは揃っている。檻が太く動物が見づらいのが難点。
この動物園の目玉はシロクマで他の動物に比べると大きなスペースが与えられている。メインの展示スペース以外にも数頭のシロクマがいて上野動物園で観る事の出来るノイローゼ気味のシロクマと比べるとずいぶん元気そうだ。大型の動物は1種1頭、キリン、虎は2頭いた。
ちょうどお昼ご飯の時間らしくオオカミとシロクマは骨付き肉を豪快に食べている。日本の動物園では肉食獣の食事の様子はなかなか見る事が出来ないの光景だ。部分的に工事中だったり壊れたままほっておかれている展示スペースがあったり動物園全体の完成度は今一つだが、猛禽類、は虫類が充実していたりカラスが展示してあったりカワウソがきれいな檻に入っていて少し優遇されていたりと日本の動物園との違いが興味深い。


正面入口


どこにでもいるワニ


http://youtube.com/watch?v=vorVTuxdUTI


カワウソのいた檻

ヨーロッパバイソン



子供向け遊園地も併設されている


昼食中のオオカミ


昼食中のシロクマ


http://youtube.com/watch?v=Pdh2-JtRCso