旅の記録 2008-05-18

目が覚めると雨。ウラジオストクから約2000kmを過ぎた当たり。針葉樹林帯を走っている。

今の問題は、携帯電話が充電できないこと。アダプターはあるし、Nokiaの充電器なら問題ないはずなのに廊下にある差し込み口に刺しても一向に反応がない。前日に送ったメールの返信も無いところをみるとメールがはたして届いているのかも怪しい。どうも携帯電話の業者によっては通話は出来るがメールは遅れないところがあるようだ（たぶん）。ATMの件に関してはPLUSマークのついているATMという条件付きならウラジオストクで使おうとしたATMにはPLUSマークはなかった気がする。モスクワはどうだろうか。

ウトウトして昼過ぎ頃目が覚める。駅に停車中。雨はいつの間にか上がっている。電車は少し山の中に入っているよう。

たぶん14:00頃、"Mogocha駅"に停車。桃のロールケーキのようなものを買う。
・桃ジャムのロールケーキ風 45ルーブル
次の長い停車の駅まであと6時間。日差しは暖かいが気温は低い。駅のホームを眺めると妙に薄着の人と、やたらと着込んでいるがいる。ロシア人にこの気温はどうとらえられているのだろうか。

鉄道は山頂辺りを走っている。川にはまだ雪が残っている。線路沿いで遊ぶ子供が電車に手を振っている。

モスクワ時間12:00（現地時間ではたぶん19:00頃）、"Chernysh Zab駅"到着。ウラジストクから2704km。売店でカップ麺と水を購入。
・カップ麺 25ルーブルx2
・ミネラルウォーター 30ルーブル
２つ買ったカップ麺のうち1つは賞味期限が半年前で切れている。食べてみると駄菓子屋のカップ麺レベル。日本のカップ麺がいかに研究を重ね作られているかよくわかる。

モスクワ時間17:30（現地時間ではたぶん00:30頃）、"Karymskaia駅"到着。ウラジオストクより約3000km。タバコを吸いにホームへおりると外は肌寒い。空気はピンと張りつめた感じで長くホームには居たくない。車掌の近くでタバコを吸って早々に車内へ戻る。ホットレモンを飲んで寝る。次の駅に着くとシベリア鉄道全行程の3分の1進んだ事になるが、先はまだまだ長い。