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VJをする類人猿がVJやそれらの周辺に関する雑感を文章化するブログ

MacBook Pro 15inch 2016

ひなまつり。
昨年末に約1年半ぶりに発売したMacBook Pro。外見はちょっとだけ薄くなりタッチバー、USB-C搭載、トラックパッドがデカくなり、キーボードがペコペコに変更。
何といってもCPUやらGPU、搭載メモリなどが驚くほど進化していなかったりして大ブーイングで迎えられた事も記憶に新しい機種です。

本体メジャーアップデートの一発目は手を出すな、が基本ですが、それまで使っていたマシンが2012モデルの非Retinaとあっては買う選択肢以外にありません。モニターに勝手にグリッチエフェクトが掛かるとか、ディープスリープから復帰しないだとか本体の問題なんだかOSレベルで解決できる問題なんだかよくわからないトラブルも噴出し、トラブルだらけの黒歴史モデルになるかと思いきや、買った本体に関しては画面にグリッチエフェクトが一回掛かった以外は大きな問題は特になし。ただ、接続している外部モニターに関してはスリープ復帰後に時より認識しなかったりブルースクリーンになってケーブルの差し直しが必要になったりはするので何がしかの問題は抱えているのかもしれない。
ただ、これに関しては使っている変換アダプタの問題なのかモニタとの相性の問題なのか、差しているポートの問題なのかは現在のところ不明なので、一応VJの現場ではアップル純正のUSB-C Digital AV MultiportアダプタをHDMIの出力+MIDIコン+電源として使用している。このアダプタ、ちょっと値段が高いことを除けばこれ一つで本体から伸びるケーブル類が一つに纏まるのはスッキリしていて見栄えはいい。

Apple USB-C Digital AV Multiport アダプタ MJ1K2AM/A

Apple USB-C Digital AV Multiport アダプタ MJ1K2AM/A

で、何回か現場で使ってみた感想は「今のところイイね」。
内蔵されているSSDが高性能なおかげで以前は時より映像のループ時に引っかかったように一瞬止まっていた映像が止まる事がない。これだけでどれだけストレスを感じずにいられるか。映像の一瞬の停止が単なる読み出しの遅延なのかアプリがフリーズしたのか考え無くていい。
それにくわえてフルHDの出力環境で二台体制になったことでマシントラブルにも一応対応できるようになった。あと、Retinaになったのでウインドウサイズを大きくして画面上にたくさんアプリのウインドウを開いておけるのも地味ながらいいポイント。

と、個人的な感想はこんな感じ。最後に内蔵SSDの速度を計測した結果を

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最初に何も入っていない状態で計るべきだったかもしれないけど、今でもすごく速いです。