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VJをする類人猿がVJやそれらの周辺に関する雑感を文章化するブログ

旅の記録 2008-05-16(2)

チケットを無事購入できたので腹ごしらえと思い、駅前の屋台で肉まんのようなもの(パンセだかビャンセというキャベツと挽肉の入ったまんじゅうらしい)を買う。というのも、外見は日本でよく見る肉まんだが、中身は油でいためた大量のキャベツの中に申し訳程度に挽肉が入っているものでこれも油のにおいがきつすぎて味がぼんやりしている。うまくはない。たまたま味付けに難ありのものを食べただけなのかどうかはわからないが、ウラジオストクの味付けはどうなっているのかと疑いたくなる。
お腹は一応満たされたので、市内観光にでかける。駅から歩き海の方へ。ウラジオストクの駅前は坂が多く駅から丘を一つ越えて海へ出るような感じ。海辺へ出るとさすがに日差しが強い。海辺の公園には妙にせまいビーチと小さな遊園地が有り、平日にもかかわらず賑わっている。何か飲み物を買おうと思うが冷蔵ケースの扉が開かないので買う事が出来ない(後に注文すると中から売店の人が鍵を開けてくれる事が判明)。さすがに一人で子供向け遊園地で遊ぶのもなんなので近くの水族館へ。入場券(値段は忘れた)を買い中に入ると入り口近くにお土産屋があり水族館の人にも見ていけ、と勧められる。勧められるがままお土産屋を見るとずいぶん力が入っている。貝のアクセサリー、貝の置物、ほかにも水族館とは全く関係のない柄のプリントされたTシャツ等々。一通り土産物屋をひやかし展示を見る。土産物屋の奥に堂々たる書き割りの前に大量の海鳥やアザラシの剥製が並んでいる。自然光に照らされた剥製の数々。ひとしきり写真を撮り奥へ進む。ポツンとジャングル風の書き割りを観ているワニの背中が寂しい。近海の魚を展示しているのか魚が全体に黒い気がするのはここが北のせいなのか。それに水槽のサイズの割に魚の数が多い。決して種類が多いわけじゃなく、数が多い。さらに奥に進むとメインのたぶんチョウザメが回遊する水槽がある。仕事できているのかスーツ姿の日本人グループ、ロシア人観光客がチラホラ。一階は生きているもの、二階の剥製コーナー。日本の水族館と比べると値段の割にはどうなの?とやや物足りなさを感じる。外に出るとイルカが入っている生簀があった。水族館の展示と関係あるのかどうかは不明。
荷物を預ける事なく全部を背負って移動しているため、15時を過ぎた頃には疲れも出始める。天気だけは良い










イルカのいた生簀