出国はウクライナへ

プラハ行きのチケットはねいってことで出国先を考えつつ、大手書籍店で唯一発見できたロシア旅行ガイド『地球の歩き方 ロシア'06〜'07版』を眺めていると、この後ろの方に「ビザのいらなくなったウクライナへ行こう!!」なんて書いてあるもんで、とりあえずこの本の後ろについてるウクライナについて眺めているとウクライナからはバスが出ていてチェコやポーランドに行けます、と書いてある。ロシアから鉄道で出国できそうな国のなかでモスクワからベルリンやワルシャワは行きは決まった曜日しか出ておらず、ベラルーシの通過ビザをこれから申請する事は時間的に厳しい（というかまだロシアのビザすら取れていない）。リトアニアっていうてもあるけど、気が進まない。フィンランドはヘルシンキへっていう道もあるけどプラハには行ってみたいしここからプラハへは行くのが面倒臭さそう。と、いろいろ簡単に自分会議をした結果、行き先をチェコへ出国からウクライナへ出国に切り替えることに。
　鉄道チケットの問い合わせをすると、1日置いて返事が来た。「返事が遅くなって申し訳ない。ウラジオストックからの返事を待っているのだけども…。もし時間の問題でウラジオストックからのチケットが確定しなかったら自分で手配してもらってもいいかしら？それと、サンクトペテルブルグから丸一日でウクライナの首都のキエフに着く便があってそれはチケット取れそうよ。」とのこと。メールのやり取りにようやく「申し訳ねーです」の言葉が。とうとうむこうの尻にも火がついた模様。こちらの尻はこんがり焼き上がっているのでもはやどうにもならない状態。だいたいこの代理店の反応も遅いように思うけど、輪をかけてウラジオストックからの返事は遅いらしい。そういえばホテルもウラジオストックと技術的な問題で云々って言ってた、と思い出す。あの問題は解決したのだろうか。連絡はまだ無い。いわゆるヨーロッパに近い方のロシアとアジアに近い方のロシアってのはずいぶんと違いがあるのだろうか。ウラジオストックは日本に一番近いヨーロッパなんて書いてあるけど、それはやたら国土のでかいロシアだから地理上近いだけであって、アクセスのしやすさでいえばロシアの中でも日本から遠い部類に違いない。
　一応キエフ行きのチケットも含めチケットの確認のメールとカード決済用のファックスを送る。それと昨日申し込んだビザようの招待状がこない。一応ホテルもこの代理店で予約しているので問題は無いはずなのに。全部の書類がそろうのが月曜だとして即日のビザ発行は3万円也。いまならHISで最安値の韓国ツアーくらいならいける値段だねぇ(´･ω･｀)…。明日は航空券のお金も振り込まなきゃ。ここ（日本事務所があるしやり取りも日本人）もこちらからメールするまでは何の連絡もよこさなかった。席が取れたなら代金の支払いについて何かしら連絡があろうもんなのに。この前バスケに行ったときに、海外へしばらく行っていた友人から「あいつらはいいかげんだから」と言っているのをおもいだす。「ちょうどいい加減」にしてくれれば問題ないのに。こちらの予想の少し上を行く展開。ほんとにロシアまでたどり着くのか？